運営・編集情報

計算・シミュレーション方針

資産寿命や必要老後資金は、将来を予言する数字ではありません。入力条件が続くと仮定した説明可能なモデル計算です。

シミュレーションは将来を保証しません。

物価、年金改定、運用損益、税・社会保険料、医療・介護、住宅修繕、家族状況は変化します。結果は「今の条件を変えなかった場合」を考える出発点です。

資産寿命の定義

金融資産 ÷ 年間赤字現在の金融資産を、現在の年間赤字で取り崩すと仮定した単純期間です。

例:金融資産1000万円、月収15万円、月支出20万円なら月5万円、年間60万円の赤字です。1000万円÷60万円=約16.67年なので、表示は約16年8か月です。

発生年齢時点の一時支出後資産(CALC-RH-036)

金融資産+月間収支×経過月数−自己負担額(0円未満は0円)で、70歳・75歳・80歳など支出時点の余力を比較します。資産だけで払えない額は別に表示します。

一時支出後の予備資金不足額(CALC-RH-037)

自己負担額+利用者が設定した予備資金目標−支出直前の見込資産(0円未満は0円)で不足額を求め、発生までの月数で割った月額を100円単位で切り上げます。適正な予備資金額や実現可能性は判定しません。

主な計算

主な計算の表
計算基本式用途
資産寿命金融資産÷年間赤字現在資産を何年維持できるか
目標年齢までの不足額月赤字×12×残年数−金融資産90歳・95歳等までの不足
毎月必要な改善額不足額÷残月数(1円未満切り上げ)支出削減・収入増の目安
10年・20年コスト月額×12×年数+一時費用保険、車、通信、援助等
均等取崩額利用可能資産÷残月数毎月使える額の逆算
期間限定改善後の資産寿命改善期間+期間終了時資産÷元の月間赤字一時的な改善と継続改善を区別
月間黒字による準備期間残りの準備額÷100円単位で利用可能な月間黒字現在の黒字額で何か月かかるか
一時支出後の予備資金不足額自己負担額+予備資金目標−支出直前の見込資産支払後に残したい資金までの差額

表示上のルール

  • 根拠のない破産確率やリスクスコアは表示しない
  • 黒字の場合は「無限」とせず、通常生活費のための取り崩しがないと表示
  • 資産0円・赤字の場合は、支出・収入・公的支援を優先案内
  • 100歳を大幅に超える到達年齢は「100歳超」と表示
  • 端数処理と単位を公開し、過度な精密さを装わない

簡易版と詳細版

30秒診断は年齢、金融資産、月収入、月支出、住まいを使う簡易計算です。詳細版では、住宅ローン、家賃、保険、車、医療、介護、住宅修繕、物価上昇などのシナリオを追加します。

診断入力値の取扱い

現在の静的実装ではブラウザ内で計算し、入力値を利便性のためブラウザのlocalStorageへ一時保存します。サーバーや外部アクセス解析へ送信しません。保存値はプライバシーページから削除できます。

計算の更新管理

Calculation IDごとに数式、前提、代表テストケース、境界値を管理します。制度に依存する入力上限や基準は年度更新対象とし、変更履歴を残します。