世帯と住まいから考える

夫婦・賃貸の老後資金|一人になった後の家賃も考える

夫婦時の家賃だけでなく、一人になった後の年金と住み替え費用を確認します。

先に結論

夫婦・賃貸では、生涯家賃を夫婦時と一人になった後に分けます。家賃8万円を25年間払う単純累計は2400万円です。住み替えで家賃を下げた場合も比較します。

家賃の長期累計

家賃の長期累計の表
月家賃20年間25年間
6万円1440万円1800万円
8万円1920万円2400万円
10万円2400万円3000万円

一人になった後の住み替えモデル

最初の10年間を家賃8万円、その後15年間を家賃6万円とした単純累計は、960万円+1080万円=2040万円です。引越費、更新料、共益費等は別です。

賃貸夫婦で確認すること

  1. 家賃を含む夫婦時の月収支
  2. 一人になった後の年金
  3. 住み替え可能な家賃
  4. 保証・緊急連絡先
  5. 介護時の住まい

賃貸か持ち家かの勝敗ではなく、夫婦時と単身時の累計住居費を比べる。

計算上の注意
掲載例は世帯平均を本人の必要額として断定するものではなく、条件を比較するためのモデルです。物価、税・社会保険、年金改定、運用、医療・介護等は個別に確認してください。

配偶者死亡後に同じ家賃を続けるか比較する

配偶者死亡後に同じ家賃を続けるか比較するの表
一人になった後15年間家賃累計初期費用例合計例
家賃8万円を継続1,440万円0円1,440万円
家賃6万円へ住み替え1,080万円30万円1,110万円
単純差360万円−30万円330万円

更新料、共益費、保証料、家賃改定等を含まない説明例です。家賃だけでなく、引越し時の健康、保証、通院、買物、見守り、介護サービスを含めて比較します。

一人になった後の賃貸家計を組み直す順番

  1. 本人年金と遺族年金の手取り見込額を確認
  2. 現在家賃を続けた15年・20年累計を計算
  3. 住み替え費用を含む代替案を計算
  4. 保証・緊急連絡・残置物等の条件を確認
  5. 地域の居住支援法人・協議会へ相談

高齢者は住宅確保要配慮者に含まれますが、登録住宅、居住サポート住宅、保証や補助の利用可否は地域・住宅・所得・本人条件で異なります。

国土交通省「住宅セーフティネット制度」

よくある質問

配偶者死亡後も同じ賃貸に住み続けるべきですか?

本人の年金手取り、現在家賃、住み替え費用、通院・見守り環境で比較します。家賃だけで決めません。

高齢で保証人がいなくても賃貸へ住み替えられますか?

居住支援法人等が住宅情報、相談、保証、見守り等を支援する場合があります。地域と本人条件を確認します。

家賃を下げる住み替えは早いほど得ですか?

累計家賃は下がりやすい一方、引越費用、医療・介護へのアクセス、生活環境が変わります。総費用と生活継続性を比較します。

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