老後に車を持ち続けるといくら?購入費と10年維持費
車両代だけでなく、税・保険、車検・整備、燃料、駐車場を合算します。地方・通院・介護など必要性を無視して手放すことは勧めません。
車の費用は「毎月の燃料代」だけではありません。
購入費と年間費用を合算し、次回買替までの総額を確認します。
車の10年コスト
年間維持44万円
車両代200万円
期間合計640万円
車を維持する費用と代替交通を、同じ年額で比べる
車検の請求だけで判断せず、税・保険・点検整備・駐車場・燃料・買替を実際の明細から年額へ直します。手放す案は、公共交通、タクシー、配達、家族送迎などの代替費用と、通院・介護・買物への影響を同じ表で確認してください。
| 項目 | 現在の実額 | 年額換算 | 次回発生・更新 | 確認資料 | 見直し後・代替案と生活への影響 |
|---|---|---|---|---|---|
| 税・自賠責保険 | 納付額・保険料 | 年額で記入 | 納付月・満期 | 納税通知書・保険証明書 | 車種変更時の額を確認 |
| 任意保険 | 年間保険料 | 年額で記入 | 満期・年齢条件変更 | 保険証券・更新案内 | 補償を外す前に利用目的と運転者を確認 |
| 車検・点検整備 | 前回請求額 | 実施間隔で年換算 | 車検満了・点検予定 | 車検証・点検整備記録簿・請求書 | 安全に必要な整備費は削減額と分ける |
| 駐車場 | 月額・更新料 | 月額×12+更新料 | 契約更新月 | 賃貸借契約書・領収書 | 自宅保管や近隣相場を確認 |
| 燃料・充電・有料道路 | 直近3か月 | 月平均×12 | 利用月ごと | カード明細・領収書 | 通院・介護・買物の必要回数を残す |
| 修理・タイヤ・買替 | 直近実績・見積額 | 想定年数で年換算 | 交換・買替予定 | 整備記録・見積書・ローン明細 | 売却見込額や残債を相殺前に別記 |
| 代替交通 | 運賃・配達料・送迎負担 | 必要回数×単価×12 | 曜日・時間帯・予約条件 | 時刻表・運賃表・自治体案内 | 夜間、悪天候、通院、介護の可否も記入 |
記入した合計は、上の計算欄で「年額」と「月額」に分けて反映します。同じ費用を両方へ入れず、車両購入・買替は一時費用として分けてください。この表は印刷して使う確認票で、入力内容を保存・送信しません。
車検と点検整備は同じではありません。
国土交通省は、車検は検査時点の基準適合を確認するもので、有効期間中の安全性を保証するものではないと案内しています。点検整備記録簿と請求書を確認し、安全に必要な整備まで削減候補にしないでください。
一次資料と確認日
- 国土交通省「点検整備の必要性」(2026年8月30日確認、次回確認目安:)
制度上の一律費用を示す資料ではありません。実額は車検証、納税通知書、保険証券、点検整備記録簿、請求書で確認します。次回確認日は編集上の目安で、制度の有効期限ではありません。
費用へ含める項目
- 車両購入費、ローン金利、次回買替
- 自動車税、任意保険、車検、整備、タイヤ
- 燃料、駐車場、高速・有料道路
- 免許更新、代替交通、家族送迎の費用
手放す前に比較する代替案
| 代替 | 確認事項 |
|---|---|
| 小型車・軽自動車 | 買替費、保険、用途 |
| カーシェア・レンタカー | 地域、予約、月利用回数 |
| タクシー・公共交通 | 通院、買物、夜間、家族支援 |
| 家族と共有 | 保険、利用時間、負担分担 |
運転継続の安全性も家計と同時に確認。
費用だけでなく、健康、視力、認知機能、事故リスク、移動手段の確保を家族と話し合います。
総額を月額へ戻して家計と比べる
車両購入と10年間の維持費が合計500万円なら、単純な月換算は約4万2千円です。この金額を年金・生活費へ加え、車を維持した場合の資産寿命と、代替交通へ切り替えた場合を比較します。
代替交通にはタクシー、公共交通、家族送迎、カーシェア、配達サービス、通院支援などを含めます。地域や身体状況によって車が生活維持に不可欠な場合があるため、費用だけで結論を出しません。
計算・利用上の注意
車の総費用は入力した現在額が続く単純モデルです。残価、売却額、故障、物価、保険料変更を含みません。
車の総費用は入力した現在額が続く単純モデルです。残価、売却額、故障、物価、保険料変更を含みません。