実家売却で老人ホーム費用を払う|手取り・残債・税を照合
査定額や売買代金ではなく、残債・売却費・税を差し引いた実入金と、施設の入居費・月不足額を原本で照合します。
売却手取りを施設費へ移すまでの確認順
売却するかの判断や査定方法ではなく、売却が具体化した後の「差し引く費用・実入金・施設への支払」を同じ基準日で確認します。
施設費へ使えるのは査定額でも契約額でもなく、決済後の実入金から税の未払見込額と予備資金を分けた金額です。名義・売却権限、残債、費用、税、入居費用を一枚で照合します。
実家売却代金と老人ホーム費用の照合票
金額の基準日をそろえ、見積、契約、決済、実入金を別々に記録してください。右端の注意欄は二重計上を防ぐための確認です。
| 確認項目 | 記録する内容 | 照合する原本 | 確定状態 | 重複防止 |
|---|---|---|---|---|
| 1. 所有者・売却権限 | 所有者__/意思確認日__/代理・後見の権限__ | 登記事項証明書・本人確認・委任状・審判書等 | 確認__ | 家族の判断だけで売却を進めない |
| 2. 査定額・根拠 | 査定__円/価格根拠__/査定日__ | 査定書・不動産情報ライブラリ | 参考__ | 査定額を収入へ加えない |
| 3. 売買契約額 | 契約額__円/手付金__円/決済予定日__ | 売買契約書・手付金受領記録 | 契約__ | 手付金を契約額と別に足さない |
| 4. 住宅ローン等の残債 | 決済日残高__円/一括返済費用__円 | 金融機関の返済予定表・完済計算書 | 確定__ | 概算残高と決済控除を重ねない |
| 5. 仲介手数料 | 報酬額__円/税込__/支払済__円 | 媒介契約書・請求書・領収書 | 確定__ | 上限式と実請求を両方引かない |
| 6. 登記・測量・契約費用 | 抵当権抹消__円/測量__円/印紙等__円 | 司法書士・土地家屋調査士等の見積・領収書 | 確定__ | 仲介手数料に含む項目を再計上しない |
| 7. 片付け・転居・引渡し費用 | 家財__円/修繕・解体__円/転居__円 | 契約書・見積書・領収書 | 確定__ | 買主負担・売主負担を区別する |
| 8. 譲渡所得税等の見込・確定 | 取得費__円/譲渡費用__円/特例確認__/納付__円 | 取得時資料・申告書・納付記録・税務署回答 | 見込/確定__ | 税引当と実納付を両方引かない |
| 9. 決済精算・実入金 | 決済受取__円/控除合計__円/口座実入金__円 | 決済明細・通帳・振込記録 | 入金日__ | 売買代金と実入金を両方足さない |
| 10. 老人ホーム入居時費用 | 前払金・敷金__円/引越し__円/用品__円 | 重要事項説明書・契約書・確定請求 | 確定__ | 申込金の充当・返還条件を確認する |
| 11. 施設の月不足額 | 月確定費__円-手取り年金等__円=不足__円 | 施設請求・年金実入金・家計記録 | 対象月__ | 広告月額や年金額面を使わない |
| 12. 充当可能額・予備資金 | 実入金__円-未払税__円-入居時費用__円-予備資金__円=__円 | 口座・納税予定・施設請求・資金計画 | 基準日__ | 売却代金全額を施設費にしない |
国税庁の譲渡所得は、収入金額から取得費・譲渡費用・一定の特別控除を差し引いて計算します。一方、施設費へ充てられる現金は、決済明細と口座実入金から残債や未払費用・納税資金等を分けて確認します。特例の適用可否や税額をこの票だけで判断しません。
売買契約額20,000,000円から、住宅ローン残債3,000,000円、仲介等800,000円、登記等100,000円、片付け・転居500,000円、税の予備600,000円を分けると、入金後の確認額は15,000,000円です。入居時費用3,000,000円と予備資金を除く前なので、20,000,000円をそのまま施設費へ加えません。
仮に予備資金を別に確保したうえで充当可能額が12,000,000円、施設の月不足額が80,000円なら、単純計算は150か月(12年6か月)です。価格・費用・税・施設費・収入が一定という仮定であり、本人の寿命や適切な施設を判定する数字ではありません。
何年補えるかの計算は、売却手取りと施設の月不足額を使う専用計算で確認できます。このページは、その計算へ入れる前の確定資料をそろえる役割です。
この照合票は印刷して使う静的な見本です。氏名、住所、登記、契約、残債、税、口座、介護情報は当サイトへ入力・保存・送信しません。
売却と入居の支払時期をずらして確認する
- 本人の意思・権限と登記を確認し、査定額は参考欄へ置く
- 売買契約後も、決済日残債と売却費用は見込・確定を分ける
- 決済明細と口座実入金を照合し、税の未払見込額を留保する
- 老人ホームの入居時費用と月額確定費を別々に置く
- 予備資金を除いた充当可能額だけを月不足額の補填計算へ使う
充当可能額を確認してから施設を比較する
老人ホーム・介護施設紹介案件の提携リンクをここに設定します。提携成立までは広告リンクを表示しません。売却前の査定額ではなく、入居時費用・月額内訳・退居条件を同じ項目で比較してください。
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よくある質問
査定額の全額を老人ホーム費用に使えますか?
使えるとは限りません。決済日の残債、仲介・登記・片付け等の費用、税の未払見込額、入居時費用、予備資金を分け、口座の実入金から確認します。
税金は売却代金から単純に何%を引けばよいですか?
単純な一律割合ではありません。取得費、譲渡費用、所有期間、特別控除等で変わるため、取得時資料をそろえて税務署や税理士へ確認し、見込額と実納付額を重ねて引かないようにします。
このページで確認した公的一次資料(6件)
制度・契約条件は変わるため、発行元、確認日、次回確認目安を表示しています。
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」公的一次資料/使用目的:査定額を売却保証額とみなさず、実際の取引情報と比較/確認日:/次回確認目安:
- 法務省「不動産登記のABC」公的一次資料/使用目的:所有者、差押え、抵当権等を登記資料で確認/確認日:/次回確認目安:
- 国税庁「No.3202 譲渡所得の計算のしかた(分離課税)」公的一次資料/使用目的:売却収入、取得費、譲渡費用を分けて税の確認資料を整理/対象:2025年4月1日現在法令等/確認日:/次回確認目安:
- 国土交通省「不動産取引に関するお知らせ」公的一次資料/使用目的:売買仲介手数料の上限と低廉な空家等の特例を契約前に確認/対象:現行/確認日:/次回確認目安:
- 厚生労働省「介護サービスにかかる利用料」公的一次資料/使用目的:介護保険自己負担と食費・居住費等を分けて施設月額を確認/確認日:/次回確認目安:
- 厚生労働省「地域包括支援センター」公的一次資料/使用目的:本人・家族だけで施設費と住まいを決めにくい場合の地域相談先確認/確認日:/次回確認目安:
売却権限、契約、残債、登記、譲渡所得、特例、施設費は個別事情で変わります。このページは原本を照合するための一般情報です。本人の資料を示し、金融機関、不動産事業者、法務局・司法書士、税務署・税理士、施設、地域包括支援センターへ確認してください。