老後のお金を数字で確認

親の保険料が高い。解約前に10年総額と保障を確認

月2万円の保険料は10年で240万円です。ただし、必要な保障や解約条件を確認せず全部解約しません。

先に結論

保険料削減だけを目的にせず、契約者・被保険者・受取人・保障期間・解約返戻金・公的保障を一覧化します。

保険料を長期換算

月保険料合計2.5万円
年間30万円
期間累計300万円

契約者・被保険者・受取人・請求先を1契約1行で引き継ぐ

「親の保険」とひとまとめにせず、契約者、保障の対象となる被保険者、保険金・給付金の受取人、保険料の支払者、請求できる人を分けます。家族であることだけを契約変更や請求の権限と扱わず、保険証券、契約内容のお知らせ、約款、保険会社の回答日で確認してください。

親の保険を契約・請求資料単位で整理する確認票
契約・保障目的契約関係者保険料・支払保障・期間受取人・代理請求請求先・確認資料
死亡保険契約者__/被保険者__月・年__円/支払者__/払込終了__保険金__円/保障終了__死亡保険金受取人__/変更確認日__保険会社__/証券・契約内容通知
医療・入院保険契約者__/被保険者__月・年__円/引落先末尾__日額・一時金__/免責・終了__給付金受取人__/指定代理請求人__請求窓口__/診断書要否・約款
がん・重大疾病保険契約者__/被保険者__月・年__円/更新後__円診断・再給付条件__/待機期間__受取人__/代理請求条件__請求窓口__/支払条件・更新案内
介護・認知症保険契約者__/被保険者__月・年__円/払込終了__認定条件__/給付期間__受取人__/指定代理請求人__請求窓口__/必要認定・必要書類
個人年金・貯蓄性保険契約者__/被保険者__/年金受取人__月・年__円/払込総額__開始年齢__/期間__/満期__年金・満期・死亡時受取人__受取手続先__/設計書・返戻金試算
火災・自動車・傷害等契約者__/被保険者・対象__月・年__円/支払者__補償対象__/期間__/免責__保険金受取人・請求者__事故窓口__/証券・約款・更新案内

この確認票は印刷して使う静的な見本です。証券番号・契約番号・口座番号の全桁、暗証番号、パスワード、個人番号、診断書や本人確認書類の画像は当サイトへ入力・保存・送信しません。

請求できない事態を想定して連絡順を決める

親の状態別に保険請求と契約照会を引き継ぐ確認表
状態先に確認すること確認資料・連絡先注意点
本人が確認・請求できる契約内容、受取人、指定代理請求人、連絡先を本人と確認証券、契約内容通知、保険会社窓口本人の同意なく受取人・契約を変更しない
入院等で本人が請求意思を示せない指定代理請求制度の有無、対象給付、代理人の範囲約款、指定内容、保険会社の必要書類案内指定があっても対象・条件は契約ごとに確認
認知判断能力が低下した既知の各保険会社、法定代理権、生命保険契約照会制度の利用要件医師の診断、照会者資格資料、生命保険協会・保険会社照会で契約の有無が分かっても、変更・解約権限とは別
死亡した受取人、死亡保険、未請求給付、保険料引落の扱い証券、死亡関係書類、保険会社、生命保険契約照会制度契約ごとの受取人と必要書類を確認
契約先が分からない通帳・カード明細、郵便、税関係書類、勤務先資料を確認支払記録、保険証券、生命保険協会の照会案内照会制度の対象・申請者・必要書類を満たす場合だけ利用

生命保険協会は、親族等が死亡した場合や認知判断能力が低下した場合に、照会対象者が契約者または被保険者となっている生命保険契約の有無を照会できる制度を案内しています。利用条件や必要書類を確認し、既知の契約は各保険会社へ直接問い合わせてください。

指定代理請求人と契約者代理人を混同しない
指定代理請求制度は、被保険者本人が請求できない事情があるときに、指定された人が対象の保険金・給付金を請求する仕組みです。契約変更、解約、受取人変更まで一律にできることを意味しません。制度の有無、対象給付、指定範囲を契約会社へ確認してください。
契約関係者と照会制度を確認した一次情報

解約前の確認

  • 契約者・被保険者・受取人
  • 終身・定期・更新時期
  • 死亡保障・医療保障の金額
  • 解約返戻金・払済変更等
  • 保険料の支払者
  • 公的医療・介護制度
本人の同意と判断能力を確認
家族が勝手に解約・変更できるとは限りません。契約会社と本人の意思を確認します。

保障を残すか整理するかは目的ごとに決める

死亡保障は家族の生活費や葬儀費、医療保障は公的制度で賄えない費用、貯蓄性保険は解約返戻金や受取時期というように目的を分けます。「保険料が高い」という理由だけで一括解約せず、減額、特約整理、払済、継続、解約を契約ごとに比較します。

親が契約内容を理解しているうちに、証券、連絡先、保険料の引落口座、給付請求方法を一覧化しておくと、入院や認知機能低下時の確認負担を減らせます。

計算上の注意
保険の継続・解約・変更は保障内容、健康状態、返戻金、税務等で影響が異なります。契約保険会社等へ確認してください。
確認した主な情報源
このページで確認した一次資料(4件)

制度・統計の発行元、対象期間、確認日、次回確認目安を表示しています。期限は編集上の再確認日であり、制度の有効期限ではありません。鮮度管理の方法

  • 金融庁「公的保険ポータル」公的機関一次資料/使用目的:公的保険を理解した上で民間保険を検討/対象:現行/確認日:/見直し:制度改定時・中優先/次回確認目安:
  • 生命保険協会「生命保険の基礎知識 用語解説」運営主体一次情報/使用目的:契約者・被保険者・受取人・保険料等の役割確認/対象:現行/確認日:/見直し:随時・中優先/次回確認目安:
  • 生命保険協会「生命保険契約照会制度」運営主体一次情報/使用目的:死亡・認知判断能力低下時の生命保険契約有無の照会条件/対象:現行/確認日:/見直し:随時・高優先/次回確認目安:
  • 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」公的機関一次資料/使用目的:月額上限・多数回該当・年間上限/対象:2026-08以降/確認日:/見直し:制度改定時・高優先/次回確認目安: