老後のお金を数字で確認

老後の貯金はいくらあれば安心?平均より大切な「資産寿命」

同じ1000万円でも、毎月2万円不足する人と10万円不足する人では持つ期間が大きく違います。

このページで分かること

老後の貯金はいくらあれば安心

500万・1000万・2000万円など、今ある金融資産が毎月の赤字別に何年持つかを比べます。

老後の貯金はいくらあれば安心?

答え:一律の安心額はありません。毎月の赤字額、備える年数、住宅・医療・介護などの一時支出から必要額を出し、現在の金融資産が何年持つかを確認します。

月5万円赤字の場合

月5万円赤字の場合の表
金融資産単純資産寿命
300万円5年
500万円約8年4か月
1000万円約16年8か月
2000万円約33年4か月
3000万円50年

平均・中央値・金融資産の定義を確認

年代別データを掲載する際は、平均と中央値、単身と二人以上世帯、調査上の「金融資産」の定義を明示します。

貯金なしは別の考え方

金融資産0円で赤字の場合は、資産寿命表ではなく、毎月のキャッシュフロー改善と公的制度を優先します。

年代別「貯金なし」の対策を見る

十分な資産がある人は使える額を逆算

65歳・2000万円を90歳まで25年間で均等に取り崩す単純計算なら、資産から月約6.7万円です。年金等を加え、臨時支出を別に考えます。

当サイト独自の横断比較

編集部独自計算:年齢・貯金額別に90歳・95歳まで使える月額

同じ貯金額でも、取り崩しを始める年齢と備える年齢で毎月使える額は変わります。18条件を同じ式で再計算しました。

金融資産を目標年齢まで均等に取り崩す場合の月額(1,000円単位で表示)
開始年齢・金融資産90歳まで95歳まで
60歳・貯金500万円1.4万円/月1.2万円/月
60歳・貯金1000万円2.8万円/月2.4万円/月
60歳・貯金2000万円5.6万円/月4.8万円/月
65歳・貯金500万円1.7万円/月1.4万円/月
65歳・貯金1000万円3.3万円/月2.8万円/月
65歳・貯金2000万円6.7万円/月5.6万円/月
70歳・貯金500万円2.1万円/月1.7万円/月
70歳・貯金1000万円4.2万円/月3.3万円/月
70歳・貯金2000万円8.3万円/月6.7万円/月
計算方法

金融資産 ÷(目標年齢 − 開始年齢)÷ 12。表は見やすさのため月額を1,000円単位で四捨五入し、配布データは1円単位で記録しています。運用益、物価変動、税・社会保険料、医療・介護・住宅修繕等の一時支出は含みません。60歳では年金開始前後の収支変化も別に確認してください。

計算方針と限界を確認 自分の収支で資産寿命を計算 18条件のCSVをダウンロード

年代と貯金額から近いケースを見る

貯金500万・1000万・2000万円は毎月赤字で比較する

貯金500万・1000万・2000万円は毎月赤字で比較するの表
金融資産月3万円赤字月5万円赤字月8万円赤字
500万円13年10か月8年4か月5年2か月
1000万円27年9か月16年8か月10年5か月
2000万円55年6か月33年4か月20年10か月

利息、運用、物価変動、税・社会保険料の変化、臨時支出を含めない単純計算です。金融資産の全額を生活費に使えると考えず、医療・介護・住宅修繕等の予備費を先に分けます。

平均貯金額より自分の取り崩し速度を優先

平均値や中央値は自分の生活費を示す数字ではありません。実際の年金振込額、直近3か月の支出、年払い費用を使い、何歳まで持つかを確認します。

よくある質問

老後の貯金はいくらあれば安心ですか?

一律ではありません。毎月不足額、備える年数、住居・医療・介護等の臨時支出から必要額を計算します。

貯金1000万円は月5万円の赤字で何年持ちますか?

単純計算では16年8か月です。

貯金2000万円なら使い切れませんか?

月8万円の赤字なら単純計算で20年10か月です。支出条件によっては使い切る可能性があります。

計算上の注意
当サイトの「資産寿命」は、入力した金融資産を年間赤字額で単純に除した簡易計算です。運用損益、物価変動、制度改定、医療・介護・住宅修繕などの臨時支出を含まない場合があります。
確認した主な情報源

貯金額と月間改善額を組み合わせた12条件を見る

このページで確認した一次資料(1件)

制度・統計の発行元、対象期間、確認日、次回確認目安を表示しています。期限は編集上の再確認日であり、制度の有効期限ではありません。鮮度管理の方法

先に結論

老後の貯金は平均額より「毎月いくら減るか」

貯金500万円・1000万円・2000万円でも、毎月の赤字が違えば持つ年数は大きく変わります。平均・中央値は比較資料にとどめ、実際の年金手取りと生活費で資産寿命を計算してください。